アラド戦記における属性(攻撃属性/属性抵抗)と属性強化について解説します。
ダンジョンで属性攻撃を使わないと、ダメージが50%近く下がると言われています。
属性
アラド戦記には、火、水、光、闇の4つの属性(エレメント)が存在しています。属性が付与されていない状態/攻撃のことを無属性/無属性攻撃といいます。
火属性モンスターは水属性が弱点で、水属性モンスターは火属性が弱点、といったような相互作用をしています。また、弱点属性の存在しないモンスターもいます。
攻撃属性
攻撃属性とは、プレイヤーの攻撃に付いている属性のことです。
プレイヤーの攻撃に属性を付ける(属性付与する)には、2つの方法があり、
- フラスコ消耗品を使用する
- キューブの契約を使用する
一般的に、2. のキューブの契約を使うのが主流です。
最近ではクリーチャーアーティファクト青のアンコモン以上にも属性付与がついています。
ただし、クリーチャーがいないと属性が付かないので、主流にはなっていません。
キューブの契約のやり方
インベントリ(I)を開いて材料タブをクリックし、右側に表示されるキューブ倉庫タブを押しましょう。所持しているキューブのかけらの一覧が表示されますので、付与したい属性に対応するキューブのかけらを選択します。
名称 | 効果 |
---|---|
黒色キューブのかけら | 武器に闇属性付与 闇属性強化+11 |
白色キューブのかけら | 武器に光属性付与 光属性強化+11 |
赤色キューブのかけら | 武器に火属性付与 火属性強化+11 |
青色キューブのかけら | 武器に水属性付与 水属性強化+11 |
無色キューブのかけら | 武器の物理/魔法/独立攻撃力+40 |
黄金のキューブのかけら | クリティカル率5.5% |
無色キューブのかけらと黄金のキューブのかけらは選択しなくてよい。
なぜなら、すでに攻撃属性が付与されている場合でも、属性強化+11の方が攻撃力+40よりも強いからである。黄金のキューブのかけらのクリティカル率5.5%も、基本的には魔法付与やクリティカルヒットスキルで100%以上に調整するのが主流。
最初から属性が付いているスキルもある
例えば、鬼剣士(男)の鬼切りは、スキル説明に闇属性の斬り攻撃を行うとあります。
このように、スキル自体に属性がついているものもあります。
ちなみに鬼剣士(男)に光属性付与をすると鬼切りは光+闇の複合属性攻撃になります。
属性付与をすることによるダメージ増加の大きさ
属性付与をしていない場合、後述する属性強化が0として計算されます。一方で属性付与をすると、自身が持っている属性強化に応じてダメージが上昇します。これをダメージ計算式に当てはめると、
属性付与なし = 1.05 + ( 0 * 0.0045 ) = 1.05
属性付与あり = 1.05 + ( 200 * 0.0045 ) = 1.95 ※属性強化200と仮定
ダメージ変化率 = 属性付与あり(1.95) / 属性付与なし(1.05) = 185.71%
となり、属性付与をすると、属性付与をしていない時と比べて、1.9倍のダメージが出ることが分かります。
属性抵抗
属性抵抗とは、相手から属性攻撃を受けた時にその属性ダメージを軽減するステータスのことです。プレイヤーとモンスター/ネームド/ボス、ぞれぞれに一定数値が設定されています。ただし、プレイヤーの属性抵抗値は装備やスキルなどで、上昇/下落することがあります。
属性抵抗値は100以下の数値が設定され、属性抵抗22につき10%ダメージを軽減すると言われています。
モンスターの属性抵抗値
モンスターの属性抵抗値は隠しステータスになっていますが、“弱点属性”はモンスター図鑑から確認できます。
例えば、奪われた地、イスフィンズに登場する金竜ヌマウグは闇属性が弱点となっています。内部的には火/水/光抵抗値が20、闇属性抵抗値が0となっていると言われています。
これは、プレイヤーが火/水/光属性で与えるダメージは9%減少するが、闇属性で与えるダメージは減少しない、つまり、闇属性の通りが良い=弱点という考え方です。
複合属性で攻撃したときのダメージ計算
ちなみに、先ほど紹介した光属性を付与した鬼剣士(男)の鬼切りのような、複合攻撃属性の場合、
後述する、プレイヤーの光属性強化値と闇属性強化値、そして、モンスターの光属性抵抗と闇属性抵抗を比較して、よりダメージの通る属性のダメージが相手に与えられます。
プレイヤーの属性抵抗
プレイヤーの属性抵抗は、マイステータスの詳細情報>防御情報から確認できます。装備やパッシブスキルなどにより属性抵抗値が増減します。表示上は100を超えますが、ダメージ計算に適用される抵抗値は100までです。
また、プレイヤーの属性抵抗は装備によって下落し、マイナス値になることもあります。マイナス値になると逆に被属性ダメージが増加することになります。
属性抵抗のその他の用途
属性抵抗には、Lv105エピックのオプションや融合装備のオプション発動条件に使われることがあります。カスタムエピックオプションにつく全属性強化+20は全属性抵抗が-5されるため、いつのまにか属性抵抗条件を満たせなくなってしまう可能性があるので、注意しましょう。
属性強化
上述の通り、属性を付与して攻撃しただけでは、属性抵抗値の高いモンスターへの与ダメージが低くなります。そこで、属性強化を行います。属性強化は、属性攻撃で与えるダメージを増加させるステータスです。
プレイヤーの属性強化値はマイステータスの最下段で確認できます。明るく点灯している属性が付与されている属性で、後ろのかっこ内の数値が属性強化値です。
モンスターに大ダメージを与えるには被害増加や物理/魔法/独立攻撃力、力/知能の他にも属性強化が重要になります。
属性強化ができる部位
Lv105エピックの装備オプション以外で属性強化ができる部位をまとめました。
自分のキャラの属性強化をもっと上げられないか検討する参考にしてください。
部位 | 最低限 | 推奨 | 最大値 |
---|---|---|---|
キューブの契約 | +11 | +11 | +11 |
武器の魔法付与 (ベリル付与,武勇伝付与,レジェカ付与) | +13 | +15 | +18 |
アクセサリーの魔法付与 (ベリル付与,武勇伝付与,レジェカ付与) | +28 | +30 | +35 |
魔法石の魔法付与 (ベリル付与,武勇伝付与,レジェカ付与) | +25 | +30 | +35 |
イヤリングの魔法付与 (ベリル付与,武勇伝付与,レジェカ付与) | +7 | +11 | +15 |
称号の魔法付与 (課金パッケージ付与宝珠) | +0 | +6 | +10 |
四方を征服した信節 (マイルームのボスデコレーション) | +6 | +6 | +6 |
クリーチャーアーティファクト赤 | +0 | +2 | +8 |
クリーチャーアーティファクト緑 | +0 | +5 | +16 |
属性強化のダメージ増加低減について
属性強化によるダメージ係数は以下の計算式で計算されていると言われています。
属性強化によるダメージ係数= 1.05 + ( Σ属性強化 * 0.0045 )
属性強化値は加算上昇するステータスであるため、現在の属性強化値が高くなればなるほど、ダメージが伸びにくくなってきます。
参考に、カスタムオプションで採用される全属性強化+20をスキル攻撃力換算したときに、現在の属性強化値によってどれくらいのダメージ増加が低減するのか表にまとめてみました。
現在の属性強化値 | 全属性強化+20の ダメージ増加率 |
---|---|
0 | 8.57% |
50 | 7.06% |
100 | 6.00% |
150 | 5.22% |
200 | 4.62% |
250 | 4.14% |
300 | 3.75% |
350 | 3.43% |
400 | 3.16% |
450 | 2.93% |
現在の属性強化が150くらいのときは、全属性強化+20で5%程度のダメージ増加が見込めるのに対し、現在の属性強化値が400くらいまで上がってくると、全属性強化+20で3%程度のダメージ増加しか見込めなくなってくるのが分かるでしょうか。
カスタムオプションを厳選する中~上級者向けに説明すると、上記のようなダメージ増加率の低減があるため、カスタムオプションの属性強化オプションは、属性強化が低いキャラにおいては有効オプションですが、属性強化が高いキャラにとっては有効度が落ちてしまいます。
そのため属性強化が上がってきた現在では、被害増加オプションや状態異常ダメージ増加オプションなどを全属性強化+20よりも有用なオプションと見ることが主要になってきています。
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