以前から検証してみたかったことを検証することにした。
それは、無増幅の場合と増幅+10の場合のパーティプレイにおける火力差の検証だ。
検証方法
Lv110のスピッドファイア(女)で検証を実施。
①無増幅の状態と②全身+10増幅の状態で修練場のダメージを比較して検証する。
パターン① 増幅なし
装備は画像のとおり。
強化値や増幅値に影響を受けるロボティカコンバットパンツは使用しない。
魔法付与は以下の通り。①無増幅と②増幅の場合の魔法付与は同一で検証。
部位 | 魔法付与 |
---|---|
武器 | 属性強化+15 |
上着 | 独立攻撃力+80 力/知能+50 |
パンツ | 独立攻撃力+80 力/知能+50 |
肩 | スキル攻撃力+1% 物理/魔法/独立攻撃力+30 物理/魔法クリティカル+5% |
ベルト | 魔法クリティカル+3% 知能+35 |
靴 | 魔法クリティカル+3% 知能+35 |
腕輪 | 属性強化+31 |
ネックレス | 属性強化+31 |
指輪 | 属性強化+31 |
補助装備 | 物理/魔法/独立攻撃力+55 |
魔法石 | 属性強化+20 |
イヤリング | 力/知能/体力/精神+125 |
上記の装備構成、魔法付与、強化値(増幅値)で、修練場でダメージを計測する。
修練場はマップはレギオン:魔法使いの次元回廊にし、地域バフが乗るようにする。
ボスはレギオン:魔法使いの次元回廊の露を隠す者で、カウンターをON。
パーティプレイを再現するため、名声40,000のLv110真クルセイダー(女)にバフを掛けてもらう。(次元回廊ダンジョンを想定)
勇猛の祝福のみで勇猛のアリアは無し。
イヤリングの視覚の観点は、初期効果のみで攻撃時の魔法付与効果上昇は無し。
ナパーム弾を3回使用して、合計ダメージと平均ダメージを記録する。
増幅なしだと、合計958m、平均319mのダメージが出た。
パターン② 増幅あり
次は増幅ありで検証する。
装備は画像の通り。
前提条件である、魔法付与、バッファー、バフ、修練場設定はパターン①と同様。
こちらも同様にナパーム弾を3回使用してダメージを計測。
結果は、合計で996m、平均で332mのダメージが出た。
結果
合計ダメージ | 平均ダメージ | |
---|---|---|
増幅なし | 958m | 319m |
増幅あり | 996m | 332m |
差分 | 38m | 13m |
増幅によるダメージ上昇 | 3.9% | 4.0% |
防具、アクセ、特殊の増幅0→10による期待攻撃力増加率は3.9%となった。
解説
Lv110環境におけるダメージ計算は、被害増加数値、力/知能、物理/魔法/独立攻撃力、属性強化、スキル攻撃力%の数値を参照して計算される。
これらのうち、バッファーのバフスキルによって上昇するのが、力/知能と物理/魔法/独立攻撃力の2つであり、上昇値は力/知能が40,000、物理/魔法/独立攻撃力が7,500と、街ステータス(基礎ステータス)と比較しても大幅に上昇する。
増幅によって上昇する力/知能は街ステータス(基礎ステータス)を上昇させるが、それ以上にバッファーのバフによる上昇値が大きすぎるため、増幅有無では大差が出なかった、というのが理由である。
これはバッファーのバフがある場合の話のため、ソロプレイでは増幅による恩恵は大きい。
つまり、パーティプレイでは増幅の有無よりも、バッファーのバフでは上げらないステータス、被害増加と属性強化、スキル攻撃力%を上げることが、パーティプレイ時の火力アップにつながるのである。
まとめ
パーティプレイでは、無増幅から全身+10増幅にしたところで、3.9%程度しか火力アップが見込めない。
パーティプレイでのダメージ貢献度を上げたいのであれば、Lv105エピックの装備成長をしていき、被害増加数値を上げる、魔法付与等で属性強化値やスキル攻撃力%を上げることが大切である。
あとがき
今回検証に協力してくれたフレンドに感謝。
名前を伏せているが、公開することへの配慮ではなく、公序良俗に対する配慮である
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